愛歩協力会から愛歩保護者会へ

 2023年4月28日をもって、これまで愛歩を支えてきていただいた愛歩協力会が、一旦その歴史に幕を閉じ、新たに再編されることになりました。
 愛歩協力会は、2006年5月12日、愛歩が事業開始するのとほぼ同時に、愛歩の発展と利用者の皆さんの幸せのためにと、近藤博恒初代理事長の声掛けの下、保護者の皆さんの協力により創設され、17年の年月が流れました…。

 皆さんご存じのように、愛歩ではパン販売の売り上げが主力となっており、店頭販売や訪問販売だけでなく、あじさいコンサート、日進市のお祭りやイベント、そしてあゆみまつりなど各種行事でもパン販売を行っております。こうした製造・販売活動では、愛歩協力会のお母さま方に何度も助けられてきました。

このような保護者さんのお手伝いをしていただけるたびに、利用者、事業所(職員)、ご家族、そして地域が繋がっているのを感じられ、「福祉の仕事をやっていてよかったなあ~」と私自身の励みにもなっておりました。

 ただ、やはり保護者の皆さんにご負担をお掛けしていたことも否めず、この度の4月の総会にて、愛歩協力会としては一旦幕を閉じ、再編する運びとなりました。

 幕を閉じるといっても、一部運営方法やその業務等を法人に移管し、保護者の皆さんとの関係性は変わりませんし、もちろん助けていただきます!(助けてね!)
 大きく変わるのは、賛助会費のとりまとめと機関誌の発行をきまもり会で受け持つことになる点です。

賛助会費とは、きまもり会の事業の目的と運営方針にご賛同の上、皆様からいただいたきまもり会の大切な運営資金となっております。保護者さんには、この大切な賛助会費の募集から管理に至るまで長年携わっていただいたこと、賛助会員様向けに「ふでがき便り」の発行をしていただいたことなど、慣れない中でもしっかりその業務を担っていただけたことは、愛歩だけでなく、きまもり会の力となってきました。
 今度はその業務を法人で担っていきたいと思いますので、今後ともご協力いただければ幸いです。

 そして、再編後の愛歩保護者会(仮称)については、これまで同様、保護者さんにはきまもり会の行事にはお手伝いとしてご協力いただくとともに、相互親睦を図りつつ、保護者同士のつながりを強めていただきたいと思っております。そして、きまもり会の目的にもあるように、利用者の皆さん、職員、そして地域の皆さんと共に地域社会を作り上げていくようなサポーターとして在り続けていただきたいと思っております。

 引き続き、愛歩協力会改め「愛歩保護者会」をよろしくお願いいたします!!

                     社会福祉法人きまもり会
                     業務執行理事兼愛歩施設長
                             興梠精視